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茂辺地

茂辺地

茂辺地駅は、北海道北斗市茂辺地にある道南いさりび鉄道線の駅です。1930年(昭和5年)に開業し、かつては青函連絡船への連絡駅として賑わいました。現在は、周辺地域の住民の足として、また観光客の玄関口として重要な役割を担っています。

基本情報

  • 所在地: 北海道北斗市茂辺地3丁目
  • 駅番号: sh06
  • 所属事業者: 道南いさりび鉄道
  • 所属路線: 道南いさりび鉄道線
  • キロ程: 五稜郭起点 17.6km
  • 電報略号: モチ
  • 駅構造: 地上駅
  • ホーム: 2面3線
  • 乗降人員: 30人/日(2019年統計)
  • 開業年月日: 1930年(昭和5年)10月25日
  • 備考: 簡易委託駅

特徴

  • 簡易委託駅: 駅員は配置されていませんが、地元の商店が窓口業務を委託されています。
  • ICカード非対応: ICカード乗車券は利用できません。
  • 待合室: 待合室にはストーブが設置されています。
  • トイレ: 駅舎内にトイレがあります。
  • 周辺環境: 駅周辺には住宅地が広がっており、商店や公共施設なども点在しています。
  • 青函連絡船の歴史: かつて青函連絡船の連絡駅として栄えた歴史があり、関連する史跡やモニュメントが残っています。

駅舎

茂辺地駅の駅舎は、1930年の開業当時からの木造駅舎です。レトロな雰囲気を残しており、歴史を感じることができます。駅舎内には、待合室、窓口、トイレなどが設置されています。

土産

茂辺地駅構内には売店等はありませんが、駅周辺にはいくつかのお土産店があります。

  • 道の駅 なないろ・ななえ: 車で約15分の場所にある道の駅です。地元の特産品や新鮮な野菜などを購入することができます。
    道の駅 なないろ・ななえの画像
  • 北斗市観光交流センター: 北斗市の観光情報や特産品を紹介する施設です。お土産コーナーもあります。
    北斗市観光交流センターの画像
  • 地元スーパー: 駅周辺には地元のスーパーマーケットがあり、北海道ならではのお菓子や海産物などを購入することができます。

観光地

茂辺地駅周辺には、以下のような観光地があります。

  • 茂辺地北斗星広場: 青函連絡船メモリアルシップ摩周丸のスクリューや錨が展示されています。
    茂辺地北斗星広場の画像
  • 旧茂辺地中学校: 1900年に建てられた木造校舎で、国の登録有形文化財に指定されています。
    旧茂辺地中学校の画像
  • トラピスト修道院: 日本で最初の男子トラピスト修道院です。厳格な戒律のもとで生活する修道士たちの姿を見学することができます。
    トラピスト修道院の画像
  • きじひき高原: パノラマ展望台からは、函館山や津軽海峡を一望することができます。
    きじひき高原の画像
  • 法亀寺: 800年以上の歴史を持つ古刹です。国の重要文化財に指定されている木造十一面観音菩薩立像などを拝観することができます。
    法亀寺の画像

アクセス

  • 函館駅から道南いさりび鉄道線で約30分
  • 新函館北斗駅から道南いさりび鉄道線で約20分

青函連絡船の歴史

茂辺地駅は、かつて青函連絡船の連絡駅として栄えました。1908年から1988年までの80年間、多くの旅客や貨物がこの駅を経由して本州と北海道を往来しました。駅周辺には、当時の面影を残す史跡やモニュメントが点在しています。

  • 青函連絡船メモリアルシップ摩周丸: 実際に青函連絡船として活躍した摩周丸が保存・展示されています。船内を見学することができます。
    青函連絡船メモリアルシップ摩周丸の画像
  • 茂辺地桟橋跡: かつて青函連絡船が発着していた桟橋の跡地です。
  • 旧茂辺地駅舎: 青函連絡船が運航されていた当時の駅舎が保存されています。

その他

  • 茂辺地駅は、映画「北のカナリアたち」のロケ地としても知られています。
  • 駅周辺には、飲食店もいくつかあります。

まとめ

茂辺地駅は、道南いさりび鉄道線の駅であり、かつて青函連絡船の連絡駅として栄えた歴史があります。周辺には、青函連絡船関連の史跡やモニュメント、自然豊かな観光スポットなどがあります。北斗市を訪れる際には、ぜひ茂辺地駅周辺にも足を運んでみてください。

補足

  • 上記の情報は2024年12月22日現在のものです。最新の情報は、道南いさりび鉄道のホームページなどでご確認ください。

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