上安

上安駅(広島高速交通広島新交通1号線)詳細・周辺情報・まとめ

上安駅の概要

上安駅は、広島県広島市安佐南区にある広島高速交通広島新交通1号線(アストラムライン)の駅です。アストラムラインの起点である本通駅から数えて13番目の駅であり、路線の終端部、すなわち北端に位置しています。

駅の構造は、高架駅であり、相対式ホーム2面2線を有しています。ホームは線路を挟んで向かい合う形になっており、各ホームに線路が1本ずつ面しています。ホームドアも設置されており、安全面にも配慮されています。

駅の管理は、広島高速交通株式会社が行っています。営業時間は、始発から終電まで、ほぼ終日運行されており、利用者の利便性を高めています。平日の日中時間帯や土休日の日中時間帯でも、10分間隔での運行となっています。ラッシュ時には、さらに本数が増えることもあり、スムーズな移動が可能です。

一日あたりの平均乗降客数は、近年微増傾向にあり、2022年度のデータでは約7,000人台となっております。これは、駅周辺の住宅開発や商業施設の集積、さらには広島経済大学をはじめとする教育機関への通学需要などが影響していると考えられます。

駅のデザインは、周辺の自然環境との調和を意識した、落ち着いた色彩が用いられています。また、バリアフリー化にも積極的に取り組んでおり、スロープやエレベーター、多機能トイレなどが設置され、高齢者や身体の不自由な方々にも利用しやすい構造となっています。

上安駅周辺の環境

上安駅周辺は、主に住宅地として発展しており、駅の北側には比較的新しい住宅街が広がっています。そのため、駅の利用者には、通勤・通学でアストラムラインを利用する地域住民が多く見られます。駅周辺には、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストアなどの生活利便施設が点在しており、地域住民の日常生活を支えています。

また、上安駅は、広島経済大学の最寄り駅としても知られています。駅からは、徒歩で約15分、またはバスを利用して数分で大学にアクセスできます。そのため、学生の利用も多く、特に学期中は活気にあふれています。

教育機関

  • 広島経済大学:文系学部を中心に、多くの学生が学ぶ私立大学です。駅からはバスまたは徒歩でアクセスできます。
  • 広島市立安佐南中学校:駅からも比較的近く、地域住民の子供たちが通う公立中学校です。
  • 広島市立上安小学校:こちらも駅周辺に位置する公立小学校です。

商業施設・生活利便施設

  • ゆめマート上安:駅のすぐ近くにあるスーパーマーケットで、日用品や食料品の調達に便利です。
  • セブン-イレブン広島上安駅前店:駅を出てすぐの場所にあるコンビニエンスストアで、24時間営業しており、急な買い物にも対応できます。
  • ウォンツ上安店:ドラッグストアで、医薬品だけでなく、化粧品や日用品なども取り扱っています。
  • 広島銀行 上安支店:駅周辺の金融機関として、地域住民の利用があります。

自然・公園

上安駅周辺は、自然も豊かです。駅の西側には、安佐南区民文化センターがあり、その敷地内には緑地も整備されています。また、少し足を延ばせば、可部連山など、ハイキングや自然散策を楽しめるエリアも存在します。これらの自然環境は、地域住民の憩いの場となっています。

交通アクセス

上安駅は、アストラムラインの終着駅であるため、広島市内中心部へのアクセス拠点となります。本通駅までは、約25分程度でアクセスでき、広島駅や市街地の主要な観光地への移動も容易です。

駅からは、広島交通バスの路線も複数発着しており、駅周辺の地域や、アストラムラインの駅間を補完する役割を担っています。例えば、広陵高校前南原研修センター方面へのバス路線があります。

上安駅の利用者にとっての利便性・課題

利便性

  • 中心部へのアクセス:アストラムラインを利用することで、広島市中心部へのアクセスが容易であり、通勤・通学・買い物・レジャーなどに便利です。
  • 生活利便施設の充実:駅周辺にスーパーやコンビニエンスストアなどの生活利便施設が揃っているため、日常的な買い物に困ることはありません。
  • 学生の通学拠点:広島経済大学の最寄り駅であるため、学生にとっては非常に便利な立地です。
  • 静かな住環境:住宅地としての性格が強いため、比較的静かで落ち着いた住環境が保たれています。

課題

  • 終着駅であることによる限定性:アストラムラインの終着駅であるため、これ以上先への直接的な鉄道アクセスがありません。他の地域への移動には、乗り換えが必要となります。
  • 深夜・早朝の運行頻度:アストラムラインは終日運行されていますが、深夜や早朝の時間帯においては、運行間隔が長くなるため、利用には注意が必要です。
  • 商業施設の集積度:駅周辺には生活利便施設はありますが、大規模な商業施設やエンターテイメント施設などは限られており、より多様なニーズに応えるためには、さらなる集積が望まれます。
  • 地域間の移動手段:アストラムラインやバス路線は整備されていますが、地域内の細かな移動や、アストラムラインの駅間を効率的に移動するための手段としては、自家用車や自転車が依然として重要視される傾向があります。

まとめ

上安駅は、広島高速交通広島新交通1号線(アストラムライン)の北端に位置する、地域住民や学生にとって重要な交通拠点です。駅周辺は、住宅地としての整備が進み、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの生活利便施設が充実しています。また、広島経済大学の最寄り駅であることも、駅の賑わいの一因となっています。

アストラムラインを利用することで、広島市中心部へのアクセスは良好であり、通勤・通学の足として広く利用されています。静かな住環境も魅力の一つですが、終着駅であることや、地域内での更なる利便性向上といった課題も存在します。

近年、周辺地域では宅地開発やインフラ整備が進んでおり、今後も上安駅およびその周辺地域は、地域住民の生活を支えるとともに、発展していくことが期待されます。より多様なニーズに応えるための商業施設の誘致や、地域内交通の更なる利便性向上などが、今後の発展の鍵となるでしょう。

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