天童

東日本旅客鉄道 奥羽本線 天童駅 詳細・周辺情報・感想

 

概要

 天童駅(てんどうえき)は、山形県天童市に位置する東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅です。奥羽本線が乗り入れており、山形新幹線も当駅に停車します。駅番号は「U02」。相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎となっています。駅周辺は天童市の中心市街地であり、交通の要衝として多くの利用者で賑わっています。

 

歴史

 当駅の歴史は古く、1921年(大正10年)10月30日に、現在の陸羽西線(現・陸羽西線の一部)の駅として開業しました。当初は「立石駅」(たていしえき)という駅名でした。その後、1922年(大正11年)に奥羽本線に編入され、1930年(昭和5年)に現在の天童駅に改称されました。
 1962年(昭和37年)には、山形新幹線(当時はミニ新幹線構想)の整備計画に盛り込まれ、1999年(平成11年)4月29日に山形新幹線「つばさ」が新庄駅まで延伸開業した際に、新幹線駅として生まれ変わりました。これにより、在来線ホームと新幹線ホームが分離され、駅舎も橋上化されるなど、大規模な改修が行われました。

 

駅構造

 天童駅は、橋上駅舎を持つ地上駅です。ホームは相対式ホーム2面2線を備えています。

  • 1番線:山形方面、仙山線、左沢線(山形方面)
  • 2番線:新庄方面、羽越本線(酒田方面)

 新幹線ホームは、在来線ホームとは別に設置されており、上り・下りそれぞれ1線ずつ、合計2線です。新幹線ホームは、14番線と15番線が割り当てられています。
 駅構内には、みどりの窓口、自動券売機、自動精算機、売店、コインロッカーなどが設置されており、利用者の利便性を高めています。また、エレベーターやエスカレーターも完備されており、バリアフリー化も進んでいます。

 

停車列車

 当駅には、JR東日本が運行する以下の列車が停車します。

  • 山形新幹線「つばさ」:東京駅、新庄駅間を結ぶ特急列車。当駅には全列車が停車します。
  • JR東日本 普通列車:奥羽本線(山形線)の山形駅~新庄駅間、および仙山線、左沢線の列車が運行されています。

 特に山形新幹線「つばさ」の停車駅であることから、県内外からのアクセス拠点としての役割も担っています。

 

周辺情報

 天童駅周辺は、天童市の中心市街地として、商業施設、行政機関、公共施設などが集積しています。

駅西口

 駅西口を出ると、天童市役所、山形県警察本部天童警察署、天童市民病院などが徒歩圏内にあります。また、ホテルや飲食店、銀行なども多く、ビジネスや観光での利用客にとって便利なエリアです。
 将棋のまち天童としても有名で、駅構内や周辺には将棋をモチーフにした装飾が多く見られます。駅前には、将棋モニュメントが設置されており、訪れる人々の目を楽しませています。

駅東口

 駅東口側は、比較的新しい商業施設やマンションなどが立ち並ぶエリアです。イオンモール天童へは、駅東口からバスでアクセス可能です。

観光

 当駅からアクセス可能な観光スポットとしては、山寺(立石寺)があります。奥羽本線で1駅(山形方面)の山寺駅から徒歩でアクセスでき、その美しい景色は多くの観光客を魅了しています。
 また、天童市内には、天童温泉があり、日帰り入浴施設や宿泊施設も点在しています。
 将棋関連では、人間将棋が開催される天童公園(舞鶴山)も、当駅からアクセス可能です。

交通

 駅周辺には、バス乗り場が整備されており、天童市内の各方面への路線バスが運行されています。また、タクシー乗り場も完備されています。

 

感想・利用者の声

 天童駅は、山形新幹線が停車する拠点駅としての機能と、奥羽本線のローカル駅としての側面を併せ持っています。
 利用者からは、「新幹線が利用できて便利」、「駅周辺に施設が揃っていて暮らしやすい」といった声が多く聞かれます。一方で、「新幹線と在来線の乗り換えが少し分かりにくい」といった意見も見られます。
 将棋のまちという特色を活かした駅構内の装飾や、周辺の施設は、地域色を感じさせ、訪れる人々に親しみを与えています。
 山形新幹線の利用者はもちろんのこと、奥羽本線を利用する地元住民にとっても、なくてはならない交通結節点となっています。

 

まとめ

 東日本旅客鉄道 奥羽本線 天童駅は、山形新幹線と奥羽本線が交差する重要な駅です。駅周辺には、行政機関、商業施設、医療機関などが集積し、利便性の高い地域となっています。また、将棋のまちとしての地域色も色濃く反映されており、魅力的な駅と言えるでしょう。山形新幹線による都市部へのアクセス、奥羽本線による地域内の移動、そして周辺の観光スポットへの玄関口として、今後も多くの人々に利用され続けることが期待されます。